焦りは無力。
「ひぐらしのなく頃に」祟殺し編、読み終わりました。
どんどんバッドエンドぶりがエスカレートしております。
ラストの大事件に至っては「いつからここはラクーン市になったんだ?」とかそんな感じ。(^^;
でもそこに至るまでの、おそらくは「本筋」の事件はこれまでのシナリオと共通。
作品紹介の一文にもあるように、
「いるはずの人間が、いない。
いないはずの人間が、いる。」
正にそのとおりの不可解、不気味、「"ありえない"出来事」。
「お疲れ様会」でも言われていましたが、これだけ違った終わり方を迎えていても「本筋」は1つ。
だから個々のシナリオでのみ起こる出来事は揺らぎのようなもので、それを排除してそこに残ったものが鍵になる、のかなぁ?
しかし「起こった出来事」が全て記述されているとは限らない。
それとなく匂わされていても、読み取れていないのかもしれない。
そもそも主観人物たる「前原圭一」の感じたことも、事実を示していないかもしれない。
ううん、やっぱりもう何回かは読み返さないといけなさそうだなぁ。
↓一応ネタバレ隠し↓
祟殺し編を読んでの感想は、もう沙都子かわいい!に尽きますね。(^^)
知里的にはもう沙都子は被害者確定で、いくつかの事件の中心、悲劇のヒロインですよ。
最初は村人全員共犯だと思ったのですけど沙都子だけは別でしょう。
でも、これまで散々「信じていたものが変貌する恐怖」が描かれていたこの作品。
解決編でこれまで以上の衝撃が襲ってこないはずがあるのだろうか。
そうすると、今感じているこの結論すらもミスリードに乗せられている?
そもそも沙都子の信条は「最後の最後に仕掛ける。これがトラップの基本ですわ!」だからなぁ……。
うああ、安心できねぇ。
↑ここまで↑
次の暇潰し編はおまけというか番外編らしく、本来ここまでの3編が事件編とのこと。
じゃあちょっとは安心して読めるかな?かな?
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