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2005.09.20

嘘だッ!!

わたしは、納得さえ出来れば、どんなコトでも気持ちよくできると思うんです。
逆に、納得できなければ、それほど困難でないコトでもうまく進められないのです。


しかしこの世の物事に、「わたしが納得の出来る理由」なんてのは存在しないんじゃないだろうか。

もしあったとしてもそれは聞き出そうとするほどに遠ざかり、手に入れようともがけばもがくほど形がなくなって消えてしまうような気がします。


そもそも、些細なことにまで「納得」を求めるのが間違っているんだろう、きっと。
納得がいかなくても、相手の本心が透けて見える気がしても、やると決めたのなら文句を言わずにやるべきだ。




今回、非常に辛かったやり取りを以下に記します。
最初から嘘をつこうとしてたのではなく、結果的に嘘になってしまったんだと思っています、が。

その1
「19時に間に合いそうにない」「じゃあその辺で時間つぶします」

「いまどこ?車で移動してるから拾っていくよ」「近所のコンビニに居ます」

「もう家の近くだったから先に車入れに行きました」


その2
「会場打ち合わせに行きます」「同じ日にこちらも打ち合わせがあるので一緒に行きましょう」

「当日は日本橋らへんで買い物するからどっかで合流しましょう」「はい、日本橋うろついてますね」

「どの辺りで何時に合流しますか?」「今やってる用事済んだらそっちへ行きます」

「17時に打ち合わせなんですけど間に合いますか?」「それは大丈夫です」

「用事が長引いて遅れました、すみません」「道も込んでるし17時には間に合わないですね」


その3
「案内状はもう出したんですか?」「まだです、文面これでいいかみてください」

「見ました、序文が本人が出すものじゃない感じだけど、どうするんですか?」「そこが問題なんですけども」

「2次会の案内を新郎新婦が出すのはおかしいと考えてるんですね?」「はい」

「宛先リスト貰えたら出せるとお答えしていたはずですが、ないから無理だったんじゃないですか?」「や、リストはあります」

「全員分の完全なリストなんですか?」「いや、主要な人に出せば繋いでもらえるはずです」

「そうですか、じゃあ主要な人は宛先網羅されてるんですね?」「や、電話しかわからない人も居ます」

「その人には電話かけるしかないんですね、とりあえず送ってください」「はい」

「見ましたけど、電話のみの人、番号ないけどどこにかけるんですか?」「その人へは嫁が直接連絡するようです」

「『新郎新婦から連絡するのがおかしい』んじゃなかったんですか?」「嫁は名義が幹事ならいいといってます」

「ではあなたと嫁さんとはその点で意見が一致してなくて、私はあなたの分だけ、案内状の送付を頼まれているんですね?」「はい、そうです」



わたしはあなたの投げやりな態度を憎む。
わたしの知っていた昔のあなたならそんな風にはしていなかった。
もっと隙がなく、もっと綿密に、こちらが非を見つけられないように動いていたはずだ。

わたしは、もう、そんなあなたに会えないと思うことがかなしい。

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